本日の卓話 第1230回 大森会員卓話

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1. 子供の頃の将来の夢

ジャイアンツがV9真っ只中の頃だったので、長島選手にあこがれており、プロ野球選手になることでした。

2. 現在の職業に至った理由

ルーツは祖父が玉名で文具店を始めて、それを引き継いだ叔父と父親で文具卸会社として営み、高度成長期頃は好調だったようですが、昭和50年代頃になると人材が育たず、硬直化した体制が時代の変化に対応できてない問題を抱えていました。それでも競争が今と比べあまり厳しくない業界のせいで持ちこたえていたようです。さすがにそんな状態が長続きしないだろうという危機感はあり、新機軸として事務機・事務用品の分野へ進出するため、東京で遊んでいた私を呼び寄せ、あるメーカーの紹介で博多の事務機器販売会社で修行することになり、そこでノウハウを学び、営業に少しは自信もついた頃に戻りましたが、その頃の会社の内情は酷く、とても再建どころではありませんでした。

3. 独立開業のキッカケ

そんなこんなで倒産し借金がたっぷり残りました。が、今の自分では考えられないくらい楽天的でいい意味で開き直ることができ、さらに考えられないほどの厚情を取引先や親戚・知人から授かりながら開業しました。

4. 社名の由来

バタバタしていた時で、簡便な屋号にして文具・事務用品に限らずどんな商材も扱う覚悟でしたので。

 

5. 会社の特徴(同業者、他社と比べて)

今現在、取り扱っている商品は数えられません。それは、通販の代理店もやっておりますので、そのカタログに掲載されているアイテムだけでも8万種以上あり、ほかにも取引している数社のメーカーの分厚いカタログがありますから不明です。これは同業者も同じです。また、カテゴリー別でいうと事務機器・オフィス家具が主力で、事務用品・文房具を含む消耗品、最近ではビジネスフォン・防犯カメラ・マイナンバー制度導入に伴いUTMやセキュリティソフトなども販売しました。

6. 業界の裏話

今、我々の業界というか同業者には大変厳しい状況がIT革命と騒がれていた頃から続いております。それまでは商品の種類が多くコンピューターで管理は不可能と思われていましたが、驚くほどのスピードで進歩していき、特に物流の進歩には目覚しいものがありました。それにより、東京や北海道の業者でも私と同じような業務を熊本ですることが可能になり、それを運営する会社は我々と違う異業種からの参入で、我々が常識と思っていたことも商習慣もあっさり変えてしまい、価格破壊というハゲタカにすっかりやられてしまい、熊本での同業者の多くが店をたたんでいきました。ですので、今もまだ生き残っている同業者はライバルという感情より、戦友という気持ちに近いです。

 

7.将来のビジョン

私の業界に限らず、10年20年前に比べ、システムや商材がテクノロジーの進化で大きく変化してきました。今後もさらに変化していくわけで、5年後の状況も予測が難しいです。博多での修行時代から理想とし、心がけている「先義後利栄」(利益追求を後回しにすることが商売繁盛となり、やがて利益が生まれ栄える)のスピリッツ(要は義理人情)を根底に、様々な変化に対応して行こうと思っています。

8.ロータリーの目的と現在の生業を照らし合せて

「先義後利栄」は「三方よし」で有名な近江商人の理念ですが、ロータリー的にいうと「最も奉仕する者が、最もよく報われる」という格言に似ています。

あくまで私の解釈ですが「職業奉仕」の概念のベースの一部に、「胸を張って、誰にも恥ずかしくないやりかたで仕事をする」ということもあると思っています。生き馬の目を抜く競争社会では「何を甘いことを」となるでしょうが、小手先のあざとい商売が通用しないのも経験上知っています。

 

 

【最後に】

30年以上商売を続けてきてよくわかってきたのが、商売は好きだけど下手でプロに成りきれていないとこです。それでも続けてこられたのは、携わった方々皆さんのお陰であると本心から思っております。その方達のご恩に報いるためにも、己のスキルを少しでも向上させながら慢心することなく、取引先の仲間や得意先様が喜んでもらえるような仕事をしていきたいと思っています。

また、ロータリークラブという団体にも大変感謝しております。入会前は、自分のような者がRCなど滅相もないと思っていました。わざわざ好きこのんで堅苦しそうな団体に入る意味が入会前には分かりませでしたが、気心のしれた者とばかり接していた自分にとって、年齢・職業・経歴・考え方が違う人たちとの出会いは大変刺激になりました。入会間もない頃、業界の会合でロータリーが縁で新しい商材・システムを得ることができ、それは今でも主力の一つで、人生を変えた出会いだったと言っても過言ではありません。さらに、クラブでも会長・幹事や各委員長、地区においても戦略計画委員長を3年間務めさせてもらい、いずれも自分の能力以上の役職を経験してご迷惑ばかりかけました。その経験でなにより良かったことは素晴らしい大人ロータリアンとの出会うことができ、物心両面でお世話になったことです。そして、我クラブでは口やかましい存在かもしれませんが、みなさんと楽しく活動していきたいと思っておりますので、今後とも宜しくお願いします。

 

 

 

 

2015年9月9日  大森仁志

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