本日の卓話 第1201回 1月14日(水)

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事務局 松野 眞由美 様

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ご紹介させて頂きます。本日の卓話者は、私の次女遥です。 1995年1月1日生まれでつい先日二十歳になり、お陰様で無事 に成人を迎える事が出来ました。  中学の時に韓流ブームで韓国語に興味を持ち、韓国語を学 ぶ為に東稜高校の国際コースに入学し、クラスメートに中国人2 名おりその内1人が親友になった事がきっかけとなり、大学進学 時に中国語を学べる学科を選択致しました。おまけにダブルス クールをしたい「日本の大学へ通いながら、中国留学したい!」と 言い出しましたが、残念ながら松野家にはそんな余裕がありま せんでした。でも私が東稜高校で3年間学級代表をさせて頂い ておりましたので、幾度となく職員室や進路指導室へ足を運ぶ 機会がありました。甲斐あって交換留学制度のある今の大学の 事を知り入学する事ができました。つい4年前までは上通りに居 る娘から会社に居る私に携帯をし「お母さん下通りはどこね?交 通センターはどこね?」と言う様な通りすがりの人に道すら聞け ない大人しくて内気な性格の娘でしたが、今では異国文化の中 国で言葉の壁を乗り越え、切磋琢磨しながらバイトまで出来る 様たくましく成長する事が出来ました。『北京留学を通して』 皆様!誰しも大きかれ小さかれ夢をお持ちだと思います。頭の 中に思い描いたり、ああしてこうして計画は立てたりしますが、 出来ぬ事ばかり心配をして断念してはいませんか??私は計 画だけで諦める事が多々ありました。でも私はこの娘から学 びました! 「まず一歩踏み出す!! そしてそれを継続する!! 」 これが私の今年の目標です。 それでは松野遥が卓話をしますので温かい目で見て下さい。 宜しくお願い致します。

     

北京第二外国語学院 二年 松野 遥 様

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改めまして新年あけましておめでとうございます。 ご紹介頂きました松野遥と申します。先日中国北京での交換 留学二学期目を終えまして一時帰国して参りました。 本日は留学生活で感じた事を皆様にお伝えしたいと思ってります。まず初めに北京とは、中華人民共和国の首都であり可 北省という東部に位置します。中国では第三の面積を持つ都 市で日本の四国に相当する大きさです。人口は約2,114万人 2009年度では1,755万人であり年々増加しています。構成は 96%が漢民族残りの4%が55の少数民族から成っています。 2008年のオリンピック開催地でおなじみの北京です。8000年 を超える歴史を持つ北京は、大都市を支配した数々の王朝が 残した遺跡や文化財がたくさんあり、観光地として、また文化 交易の中心地であり現在では世界的な国際都市として発展 してきました。お写真は天安門広場と故宮になります。 莫大な人口を抱える中国。北京市においても環境問題が大き な課題となっています。 皆様もご存知であるPM2.5による空気汚染、経済改革開放政 策のもと企業が自由に自動車を保有出来る様になり、自動車 の保有台数が増加しました。それに伴いひどい渋滞によって アイドリング状態が続く事で更に排気ガスが流出されてう事もPM2.5の一つの要因です。私が北京に滞在した時 期にも特に冬場にかけて、だいたい2日に一度の割合で スモークがかかり真っ白でした。遠くの方は全く見えませ ん。日本でみるニュースほど中国では深刻さは無く、中国 人はマスクすらはめません。頻繁に毒ガスレベルの警報 が発令されていました。あまりにも頻繁過ぎて、緊張感が 薄れてしまったのでしょうか?外国人がちらほらマスクを 付けている程度で、ほぼ皆PM2.5に対して危機感が見え ませんでした。  他には貧富の差を間のあたりにしました。三里屯という 北京でも中心街の一つにあたる場所です。各国からのエ リートマンが集う場所という印象が強い街ですが街の一 角には盲目の方が歌を歌い、通りゆく人にお金を貰って 生活をする人達が沢山います。手足が無く道端に倒れて 必死にお金を下さいという姿を見ると心が痛いです。 日本に住んでいてこの様な光景を見た事がある方は、ま ず無いでしょう。テレビで見る栄え、賑やかな北京とは裏 腹に暗い影の部分が、行って見ないと分からない事が沢 山ありました。そういったところも含めてこれからの北京を どの様に改善して、より良い国になっていくのか私の中で もとても興味があります。  さて、本題に入りましてなぜ中国語を勉強しようと思っ たのだろうか?よく友達になぜアメリカやイギリスに留学 しないの?と言われます。 私が中国にひかれた第一の理由としてはある一人の友 人の存在です。彼女は中国人で中学3年時から日本に来 て、もう6年が経ちます。彼女とは高校で知り合いました。 当時はニュースの中で中国が日本に対する攻撃デモや諸 島問題、歴史的問題によって中国人が根本的に日本人を 嫌う姿を見て私も中国人に対する印象は、あまりよくあり ませんでした。なぜここまでして日本人を嫌う訳も理解出 来ないし、中国人に対してただ野蛮だという印象しか抱 いていませんでした。そんな中、日本に家族と移住してき た彼女が不思議でたまりませんでした。一度日本に対す るイメージは何か?と聞いた事があります。彼女は周りに は反日も沢山いるが、それは歴史的な問題であって今は 関係なくもっと友好を築くべきだと言っていました。それ から彼女と仲良くなり家に遊びに行っては中国について 聞いていました。中国にはどういう建築物があるのかだと かどういう食文化なのかなど徐々に興味がわいてきまし た私の夢は、航空スタッフとして働く事です。年々中国か らの渡航者が増え続けています。中国語も英語に次ぎ世 界で多くの場所で使われています。中国語を第二の言語 とし武器になればと思います。また航空の場で日中関係 の友好を図る一員としても務められる様になれたらと思 います。その為にも語学のスキルアップが必須です。語学 を学ぶには現地にいく事が一番です。日本で学ぶ中国語 ・中国で学ぶ中国語は全く違います。私自身も日本で予習 を行ってはいたのですが、現地の方が話す速度・イントネ ーションが違うだけで全く聞き取れませんでした。もう一 つは環境です。全く母国語は使えません。中国語のみです 。何度も心が折れるからこそ、それがバネになり、励みに なり、それから何かを得られるのではないか?と実感した日々でした。話せる様になり、聞きとれる様になり、伝わ る様になった時は、達成感があり辛かった事が全て忘 れられる様な、大きいものを見つけられました。  私が通う北京第二外国語学院を紹介します。ここに 通う日本人は30名程度です。主に韓国人の留学生が多 く300名以上、他にはフランス人、メキシコ人、アラブ人 が在籍しています。他の大学と比較をすると、日本人が 少人数です。私達留学生は主に中国語のスピーキング ・リスリング・リーディング・ライデキングといった、話す 力・聞く力・読む力・書く力を土台にして学んでいます。 14クラスに分かれ、授業内容は全て中国語で行います 。先生が話すのも中国語です。いわば中国語づけです。 中国語を本気で習得したいならば、本当に留学が最適 です。  留学前私は、積極性が無く失敗を恐れて、人に合わ せて自分の意見をなかなか言い出せない人間でした。 どうせ失敗するよりはましだ!やらない方がましだ!誰も しないから私もしない!これが留学前の私です。何に対 しても恐れを感じ頭の中では分かっているのですが、実 行に移せない、我を持っていない、挑戦する事から逃げ ていました。留学を通して唯一支えのある親・友達がい ない場所で自分一人で切り開いていかなければならな い環境にたちました。自分を持たないと社会で生きて いく事、何もしない事はつまらない人生だと感じました 。挑戦する事に失敗はつきものです。一方で収穫するも のも必ずあります。それが形あるもので無くても。  私はこの留学から積極性・自主性を得ました。今は HSK資格合格という目標があり何をすべきか十分に分 かっていて、交換留学の1年では足りない為半年延長し ました。残りの限りある半年間、毎日が挑戦でもありま す。学生は挑戦するのみです。全力で頑張りたいと思い ます。半年後親に自費で延長した甲斐があったと感じて 貰える様、結果を残す為に日々努力致します。  成人式を終えて、大人の仲間入りをしたので気持ち を改めて明後日から北京へ旅立とうと思います。 ご清聴ありがとうございました。

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