本日の卓話 広安愛児園 石嶺園長 小澄様

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広安愛児園卓話1

児童介護施設ってどんなところ?

「社会的養護」
~すべての子どもを社会全体で育む~

社会には様々な理由により、保護者がいなかったり、
保護者の適切な養育を受けられなかったりする子ども
たちがいます。「社会的養護」はこうした子どもたち
を、公的責任で保護・養護するとともにこれらの過程
を支援する仕組みです。

児童養護施設は、この「社会的養護」の仕組みの中に位
置付けられています。
児童養護施設は児童福祉法に定められた児童福祉施
設です
第41条:児童養護施設は、保護者のいない児童(中略)
虐待されている児童その他環境上「養護を要する児童
を入所させて、これを養護し、合わせて対処したもの
に対する相談その他の自立のための援助を行うことを
目的とする施設とする。

家庭に代わる子どもたちの家

児童養護施設は全体に約600あり、それぞれの施設
の近くには、民家やアパートなどを利用したグループ
ホームは増えています。
児童養護施設には、保護・養育を必要とする概ね2~
18歳の子供たち約3万人が暮らしています。施設への
入所手続きは、都道府県等に設置される児童相談所が
、公的責任のもとで行っています。

広安愛児園卓話2

児童養護施設の暮らしって?

特別ではなく、ふつうの生活

「おはよう」のあいさつで一日が始まり、朝ごはんを食
べて、歯磨きをしたら、「行ってきます」と地域の学校や
幼稚園へ走行します。学校が終われば、クラブ活動を
したり、友だちと遊びに出掛けたり、宿題や読書をする
子もいます。おいしい夕食と楽しい時間を過ごしたら、
「おやすみ」と温かい布団で眠りについきます。どこの
家庭にもある風景が、児童養護施設でも日々営まれて
います。

より家庭に近いスタイルへ

児童養護施設は、子供達が共同で生活しています。現
在、より家庭に近い養育環境を整えるため、少人数グ
ループでの生活を基本とする、施設の小規模化に向け
た取り組みを進めています。

広安愛児園3

児童養護施設で働く人って?

子どもたちを支える専門職

児童養護施設では、子どもたちの日々の養育を担う児
童指導員や保育士をはじめ、食事・食育を支援する栄
養士や調理員が、子どもたちの生活を支えています。
職場であり家庭である児童養護施設は、子どもたちが
日々の生活を送る「家」です。
子どもたちにとって、共に「家」で時間を過ごす職員
は、家族のような存在でもあります。
児童養護施設は職場であると同時に家庭であり、職員
は職業人であると同時に、子どもに寄り添う一人の養
育者でもあります。

児童養護施設の「養育」とは

子どもたちが、自分の存在を定的に捉え、「生まれ
てきてよかった」と感じられるようになるためには、
安心して自分を委ねられる大人(養育者)の存在が必
要です。

心のこもった食事が用意され皆で食卓を囲むこと、部
屋がいつも大切に手入れされていること、ことばや振
る舞いがさりげなく配慮されていること…。児童養護
施設における「養育」は、これら一見、些細で平凡な
日々の営みの中に実は非常によく考えられた日常生活
の積み重ねが、安定した継続を通して行われています。

児童養護施設で働く主な専門職

■児童指導員
保護者に代わり、子どもの養育の中
心的役割を担います。

■家庭支援専門相談員
保護者などへの支援を通じて、親子関係の再構築を
図り、子どもの家庭復帰など支援します。

■里親支援専門相談員
里親委託の推進や地域の里親の支援を行います。

■個別対応職員
虐待を受けた子どもたちに、個別に充実した支援を
行います。

■心理療法担当職員
虐待を受けた子どもたちなどを心理面から支援しま
す。

■栄養士
子どもたちの栄養面や食生活を支援します。

■調理師
心のこもった美味しい食事を提供します。

■嘱託医
子どもたちの健康をサポートします。

■事務員
施設運営の面から、子どもたちをサポートします。

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