本日の卓話 渡辺会員

卓話渡辺会員

今月は、基本的教育と識字率向上月間、ロータリーの友月刊
となっておりますので、雑誌委員会より私が卓話させていた
だきます。
まず、教育と識字率ですが、日本人の我々にはあまり関係
がないことと思われます。発展途上国での特に子供たちに関
するようですが、実際には我々も教育や文章の受け取り方な
どまだまだ不十分なところが見受けられます。同じ文章を読
んでも人とでは受け取り方が異なる場合もたくさんあります
。自分でさえも昔の本を読んで前とは違った感想を受けるこ
ともあります。そういう意味でも「ロータリーの友」を、読むだ
けではなく、その文章の言いたいことをくみ取ることが大事
かと思います。そして実践して確かめる、味わって初めて自分
のものになるのではないでしょうか?そのためにはまず読ん
でください。何回も読んでください。

次に、「友」の記事から読みどころです。

今月号の縦構えに「いじめのない社会をめざして」の講演
要旨があります。是非読んでください。その中で講演者篠原
氏は「いじめは犯罪であり重大な人権侵害である」と述べて
います。この中で篠原さんは、「被害者責任論」の怖さを説い
ています。いじめは「加害者問題」です。「命を大切にしなさい
」と自殺した子供に叫べば叫ぶほど自ら命を絶った子供への
非難が高まるのです。これが「被害者責任論」です。
では、本当の加害者とは、本当の傍観者とは、一体誰なの
でしょうか?人を無理やり「勝ち組」「負け組」の二種類に振り
分ける。手に負えない加害者生徒は厳罰を与えて放置。そし
て挙句の果てには排除し「いじめはなかった」と平気でうそ
ぶく。被害にあっている子には「言い返さないお前も悪い。も
っと強くなれ」と傷ついた心に平気で鞭打つ。そして、わずか
なSOSを受け取り、発見しても何の解決策も持ち合わせず
、「様子を見ましょう」と、ただ指をくわえてみているだけ。悲し
いかな、それが私たち大人の姿です。
そんな無責任な大人こそが、本当の傍観者であり、本当の
加害者であり、いじめそのものを生み出している「当事者」な
のです。私たち大人がもっと、いじめ問題を正しく理解し、真
剣に向き合い、子供たちと一緒に取り組めば、少なくとも今よ
りもっと多くの子供たちが、救われるはずです。
この文章こそ今の私たち大人への教育ではないかと思い
ました。

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