本日の卓話 2月5日 国際奉仕委員長 村上洋一会員

murakami

海外支援活動にについて

平成RCが熊本ラオス友好協会を通じて行っているビエンチャン高校での教育支援についてお話を致します。
1.海外支援の始まり
私は平成9年4月に平成RCに入会しましたが、当時、当クラブでは、カンボジアでの支援活動が検討されていました。私は平成RCに入会し、国際奉仕委員会を担当して、カンボジアの実情を知るため、2度程同国を訪問しましたが、カンボジアは長年の内戦で20歳~40歳の男性の多くが戦死してしまって、子供達のモラールが継承されておらず、どうしても支援活動に踏み切れませんでした。その後、私も熊本ラオス友好協会の会員として支援に参加していたラオス高校生支援を行うことを模索し、最初は平成RC会員数名による個人的なラオス高校生支援が始まりました。その後平成RCによる支援に切り替わり、毎年5人程度の高校生支援を続けています。

2.支援活動の狙い

ラオスの都市部と地方では大きな教育環境のレベル格差があります。従って、毎年地方の優秀な中学生約40名をラオスの教育省に選抜してもらい、ラオスでもっとも教育レベルの高いビエンチャン高校に進学させ、ラオスの人材育成に貢献しようというのがこの支援活動の狙いです。
3.支援活動の効果

支援生は高校卒業後、殆ど全員がラオス国立大学に進学します。そしてその60%が海外の奨学制度にトライし奨学金を得て留学して行きます。日本にも多くの支援生が留学してきます。特に、熊本大学とラオス大学の間で「学生の交換
留学契約」が結ばれましたので、熊本大学にはラオスから毎年数名の学生が留学してきます。そして新しい知識を得てラオスに帰国した支援生たちは、色々な分野で活躍を始めています。中には更に大学院進学を目指す留学生もいます
。これらの留学生にとって、ロータリークラブの米山奨学制度は実に有難い奨学制度です。ラオスからの留学生ナンチャン(プヴォン・タンマウオンさん)、スーちゃん(スサーダパトウムサイさん)二人を平成RCでお世話した経験から、それが解りました。大学での奨学金がなくなり授業以外はアルバイトに明け暮れた大学院1年生と米山奨学金を得て勉学に打ち込めた大学院2年生の生活を見ていて米山奨学金制度が留学生にとって如何に素晴らしい制度であるかを実感しました。それ以来私は、それまで一度もしたことがなかった米山奨学金寄付を毎年実施することに致しました。

4.ナンちゃんとスーちゃんのその後

ナンちゃんはラオスに帰ってラオス政府で働きながら、夜は設計事務所で働いていました。その後とんでもないことが分かりました。ナンちゃんの叔父さんが現在のラオス首相のトンシン・タンマウオン首相でした。彼女は昨年1月から日本のラオス大使館勤務となり、現在西麻布の駐日ラオス大使館で働いています。実は昨年12月熊本訪問の約束をナンちゃんとしていたのですが、阿部首相のラオス訪問の答礼としてトンシン・タンマウオン首相が来日され、これと重なってしまい来熊できませんでした。仕方がありませんので、今年の6月熊本訪問して欲しいと申し入れています。スサーダさんはJICAのラオス事務所で働きながら、政府の採用試験待ちの状態です。昨年11月ラオス訪問した時はとても元気でした。近々ラオスからの日本訪問団の通訳として来日するとの情報も届いております。

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熊本平成ロータリークラブ

■例会場/例会日
熊本全日空ホテルニュースカイ
毎週水曜12時30分~13時30分
■2013年度
会長/那須浩一 幹事/増田博文

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