- 2017-1-18
- 例会・行事・卓話

昨日、プログラム委員長より明日会員卓話をしなさいとのご
指令ですので、準備不足ではありますが、お話させていただ
きます。
雑誌委員をやっておりますが、ロータリーの読みどころを枚
挙するのに気づいたことは、職業奉仕についての話題が良く
目につくということです。全国の会員の皆さんの意識の中に
職業奉仕がよく解らないとか、倫理観に基づいて・・・とか精
神論的に悩んでいる内容が多いように感じます。
会員の皆さんは、ほとんどが会社経営者です。したがって会
社の運営と職業ということを混同して考えているのではない
かと推察いたします。
ロータリーの卓話や講演でよく職業奉仕について語られて
おりますが、会社の経営に関することが多いのにがっかりさ
せられます。せっかく育てた社員が独立してしまうとか、いか
にしたら儲かるとか、会社の存続や成長に意識がいっている
ように思います。独立する人は立派な人たちです、応援して
あげたらいかがでしょうか。自分もそうして独立できたと思い
ます。
そこで職業奉仕を理解するのに、職業と会社を分けて考えた
ほうが理解しやすいのではないでしょうか?会社は自分たち
のため、職業は世の中のためという風に・・・。そのうえで職業
奉仕を考えて行動に照らし合わせる。そんな態度が積み重な
って社会のためになってくるのではないでしょうか?もちろん
その職業が世の中に必要とされている職業であることが前
提ですが・・・。そのためには自分の職業をもっと理解し、それ
に精通するよう努めることが大切ではないでしょうか。そん
な風にいろいろ思慮している私です。ご清聴ありがとうござ
いました。