- 2015-7-15
- 会長の時間

先日、熊本でも三角西港、荒尾の万田抗と世界遺産に選ばれた事は素晴らしい事だと思いますが、実際にそこで働
いていた人々やその家族の人たちには色んな思いがあると思います。山口では松下村塾も指定を受けていますが、吉田
松陰という人がわずか1~2年の間に総理大臣二名を始め、多くの国務大臣やその他の要職を務めた人材を世に輩
出したその思いは、今期のRI会長のK.R.ラビンドラン氏のテーマにも通じるものがあるのではないか
と思います。「人は手を閉じて生まれ、手を開いて世に去る」また「己の才能は天から授かったもの」と言われます。
ですから、私たちはその授かりものをお返しするのです。
私たちは皆、この世に生まれ何でもつかみ取ろうとしますがこの世を去るときにはすべてを残していき
ます。ロータリーを通じて私たちはいつまでも続く本物の何かを残すことができるでしょう。
私たちに与えられた時間は今です。この機会に二度と訪れるものではありません。「世界へのプレゼント
になろう」とテーマの意味を解説しておられます。全くその通りだと思います。大小にかかわらず一つで
も少しでもプレゼントができる様にロータリーを通じて精進していきたいと思います。