会長の時間 第1215回 5月20日(水)

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今日は、ガバナー月信に書かれていた言葉を紹介します。

国際RCRC2720地区小山ガバナー「花は盛りに」「花は盛りに、月は隈なきをのみ、見るものか

は。」吉田兼好が徒然草第137 段にしたためたこの思いは、私たち日本人が自然を愛でるDNAとし

て持っている美学ではないでしょうか。桜花爛漫と咲き誇る姿もさることながら、散ってしまった桜

の木のわびしい姿、そのどちらを見ても風情を感じるのが私たち日本人ではないでしょうか。それぞ

れの季節が最高の形を誇示している姿のみならず、季節が移ろいゆく姿には、人生の無情が映し出さ

れており、自然をながめ、我とわが身のこれまでを振り返てみてしまうものです。  全盛期より

も、ひとときが過ぎて、余分な部分がそぎ落とされ、昇華され た季節の精が私たちに語りかけてき

ます。そのエッセンスは私たちの感性の 一部分となり、私たちの人格そのものとなっていると思い

ます。 大分のソメイヨシノは3 月21・22 日、わが地区の地区大会の到来 を告げ、私たちを充分満喫

させてくれた後に、自らが時期を悟った かのように散っていきました。自然の桜も人間の業の地区

大会も あっという間に過ぎ去ってしまったのです。  今年は、こんな自然な時の流れを遡るかのよ

うな初めての体験 をすること になりました。日本は四季の到来が地方によってずれています。ひ と

月くら いの違いがあるでしょう。桜前線の北上という言葉もニュースで見 聞きして いましたが、知

識の範囲内であり実感として持っていたものではあ りませんでした。それは、4 月18・19 日、第

2520 地区の地区大会 で盛岡市を訪れた 時のことでした。東北新幹線の車窓から土手に広がる満開

桜が 目にとびこんできたのです。大分では一ヶ月前だった満開の姿に、 四季が一巡したからでは

く、時の流れが後戻りしたような感覚に なりました。私にとっては衝撃でした。なんとなく不思

な感覚を 覚えながら、山口淑子ガバナー主宰による地区大会本会議に参加 しました。随所におも

なしの心がうかがわれるすばらしい 運営には地区の実行委員会の皆さんの息遣いすら感じて、深

感 銘を受けま した。  

本会議場に身を置いて、また不思議な感覚が私を襲いました。 すでに一ヶ月前に終了した私たちの

第2720 地区の、地区大会の 本会場に舞い戻った感覚にとらわれたのです。地区大会で細かい 部分

まで気を遣いながら走り回っていた自分たちの姿が脳裏に鮮 明に蘇ってきました。

それでいて、あの熱狂的な喧噪、当日の時間 とは、距離を置いて冷静に眺めている自分がいる

のです。地区大 会の大きな流れを追体験していたのでした。大会当日、こうしてお けば良かった、

ああすべきだったなど、そのたびに後悔し続けてい たことなどは、見事にそぎ落とされていまし

た。お互いを信頼し一 つの目的にまとまって取り組む、利害関係を越えた共同作業こそ ロータリア

ンたるゆえんです。それを地区大会という場で見事に成 し遂げたのです。このことはわが第2720 地

区だけではない、第 2520 地区でも同じだと、その場にいて初めて実感できました。地 区を越えロ

タリーとしての行事を通して、ロータリーが普遍的で あることを感じ、ロータリーのすばらしさ

知る機会となったので す。これこそ将に、私にとっての かけがえのない心に残るロータリー体験

した。 

一つの目的の ために、奉仕の心をもってロータリアンが協力して活動する、 その過程で真

の親睦が育まれ、更に真の友情に醸成され、友情の 輪が広がっていく。その友情をロータリーの行

事を越えて、地域で 必要とされている課題解決に向かわせなければなりません。地元 地域の声なき

声に耳を傾け、今、何がニーズとして助けを求められ ているのか見つけ出しましょう。そうすれ

ば、私たちはロータリアン です。専門職の代表者たちです。奉仕活動するノウハウは持ってい ま

す。躊躇せず第一歩を踏みだしましょう。           

ロータリーを輝かせるために。

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熊本平成ロータリークラブ

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■2013年度
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