- 2020-11-20
- 会長の時間

11月18日 会長の時間 大森 仁志
皆様、お久しぶりです。1ヶ月ぶりの例会になりました。本
日は西島幹事が欠席のため例会に先立って開いた理事会の
決定事項からお話いたします。
①今後、ZOOM等を利用したオンライン例会の開催是非に
つきましては、会員の環境とスキルを揃えることが出来たら
②次週予定の歳祝夜間例会(関根会員・喜寿、鹿本会員・厄 ス マ イ ル 報 告 荒木委員長
払い)は、状況を考慮し延期する。昼例会も行わない。
③クリスマス家族例会も中止の方向だが、12月中旬の状況
から判断する。保留。
④空手道大会の優勝旗・横断幕寄贈について地区補助金申
請は完了。実行時期は未定。
⑤12月9日に年次総会・例会を行う。
以上です。
今、気になることはやはりコロナ関連になってしまいます。
これまで人類はどうやってパンデミックを乗り越えてきたの
か?100年前のスペイン風邪の大流行ではどうだったか、皆
様ご存じとは思いますが、おさらいします。
1918-19年当時、世界の人口は18~19億人で5億人(約
27%)が感染、死者4000万~1億人以上(致死率10~20%)
とされ、日本においては、当時の人口5500万人のうち2400万
人(43%)が感染、死者数40万人と感染率は驚異的ですが致
死率1.6%という低さは現況に似ております。11月17日現在
の新型コロナでは世界人口78億人のうち感染者5500万人、
死者数132万人、日本においては感染者12万人、死者数192
0人と発表されており、これからも拡大するでしょうけど、スペ
イン風邪(流行性感冒ともよばれていた)の被害が尋常では
ないことを物語っています。当時の技術では原因は不明とさ
れていましたが、鳥インフルエンザが変異したものと究明さ
れております。また、当時の予防法はうがい・手洗い・マスク
をして、感染者のそばには近づかないなど、現在とあまり変
わっていません。死因も肺炎とサイトカインストーム(免疫暴
走)と同様です。治療法も確立していなかったのに終息した
のは「集団感染」による「集団免疫獲得」だとされています。そ
れは今回の新型コロナウィルスには通用しないとされており
、スウェーデンなど数か国がそれで対応しようとしましたが感
染拡大が収まらず変更しています。やはり、ワクチンと治療薬
の完成を待つことになるでしょう。
例会開催の基準について、現在、自治体が感染レベルを決
めて発表していますが、私はそれが行動変容には関係ない
と思っております。レベルが低いから夜の活動(飲食)でも行
こうかと、気を許した2週間前の行動が今の感染増加の原因
であるから、低いから安全ということにはなりません。ですか
ら感染レベルを例会開催の目安にしようとは考えていません
。対策のとれた昼の通常例会なら大丈夫だと思いますが、会
長としての責任において機会を減らしてリスクを減らすコロ
ナ禍での運営方針にしております。ロータリーでの活動が原
因で皆様が感染したとあっては悔やんでも悔やみきれませ
ん。ご理解ください。
悩ましい疫病ですが、3密を避け、細目に手洗いをしてい
ればそうそう感染しないものだと思います。なにはともあれ、
皆様と無事にコロナ禍を乗り切ることを願っております。