会長の時間 第1383回 3月20日(水)

武田会長

本日は開ガバナー補佐と、工藤ガバナー補佐幹事におかれましてはご多忙な中、わざわざお越し頂きまして誠に有難うございます。本年度も残り3ヶ月ほどとなりゴールが見えて参りました。いつもながら、開ガバナー補佐の熱いご指導感謝申し上げます。

 関根さんが無事退院され出席頂いておりますが、元気なお顔を拝見でき非常に嬉しく思います。何でも煙草、酒もやめたとのことで益々元気で長生きして頂き、我々をご指導頂ければと思います。我がクラブのムードメーカー的存在ですから!

 娘が卒業旅行でヨーロッパに行っているのですが、不思議な事にラインはどこまでも繋がりますね。

画像や動画までもライブ配信できる、一体どういうシステムなのか不思議でなりません。しかも通信料など払っていませんし、使い放題。地震の時も途切れる事も無く活躍していたシステムです。これを見て私もライン始めたのですが、本当に便利な世の中です。

 それから、先日の熊本クラブ80周年祝賀会ご参加の皆さんご苦労様でした。「熊本地震から未来へ、創造の幕開け」をテーマとし、500名程の参加者を迎え賑やかに式典、祝賀会が開催されました。

さすが、熊本クラブさんの総力をあげた企画はなんとも素晴らしいもので、積み重ねてきた歴史と存在感を強く感じました。中でも、記念講演は宮城県の村井嘉浩知事と我が県の樺島知事を講師とし、昭和女子大学理事長の坂東眞理子様をコーディネーターに迎えて、地震直後の初動を皮切りに救助や自衛隊への要請から復旧、復興に向けての取り組みや裏話など、非常に聞きごたえのある内容でした。村井知事は防衛大学出身、松下政経塾在籍中に当時大学教授であった樺島知事の授業を受けていたらしく、師弟関係のお二人なので会話も非常に弾みました。壮絶な体験をされた現職知事が二人も出席するというのも凄い事です。これは参加していない皆さんにも是非聞いて欲しいような内容でした。その他、熊本県ロータリー奨学会への寄付が900万であった事に更に驚きました。

ところで、この会長の時間で一度話そうと思っていたことがあります。それは学生時代から取り組んでいる環境破壊をテーマとした問題についてです。

まず、プラスチックごみの話ですが、川から海に流れ着いたプラスチックごみは、波にもまれる間にわずか数ミリのマイクロプラスチックと呼ばれる微粒子となり、プランクトンと間違い小魚が誤って食べると体内に蓄積され、さらに大型の魚が捕食するという事を繰り返しやがて人間に影響が及ぶというサイクルになります。この問題は深刻な海洋汚染を招き、食物連鎖に危機的な影響を与えています。これを受けて、コーヒーチェーンのスターバックスがプラスチックストローの全廃を決定しましたが、早急にプラスチックに代わるリサイクル可能なものの開発が世界的に必要だと思います。次に中国のゴミ輸入の全廃についてですが、日本は毎年150万トンのごみを中国に輸出していました。 しかし、これによって行き先が無く処理出来ないゴミが大量に発生し、自治体やごみ処理業者が悲鳴を上げている現実があります。自国のごみ処理を他国に頼っているのはおかしいことですし、これも早急に手を打たなければいけないと思います。併せて、埋め立てゴミの問題です。リサイクルできない不燃物は埋め立てゴミとして、処分場に大量に廃棄されている、この埋め立てゴミは半永久的に土に戻ることは無い。処分場もそろそろ底をつくような状態であり、あらたな処分場建設はなかなかままならない。それは捨て場が無くなることが問題では無く、大量の埋め立てゴミがいずれ地下水を汚染するということです。理論上は、完璧な処理場ですが、直ぐではないにしても、何百年、何千年先に必ず影響があると思います。もう一つは原発の使用済み核燃料の処理問題です。 使用済み核燃料再処理後に発生する高レベル廃棄物廃液も自然に戻る事はありません。捨て場が無いので、ガラスで固めてこれも地下深くに埋めようとしています。しかし、それをやすやすと受け入れる自治体など無く、青森県六ケ所村には山積みされています。こんな危険なものをどうするのでしょうか?

私達は、戦後の高度経済成長を経て、欲しいものはいつでも何でも手に入る、人類史上かつてないほどの豊かさと便利さを享受しています。しかしその反面、大量の資源を消費して廃棄しなければ回らない経済システムになってしまっています。40数億年の地球の歴史をここ50~60年で最悪に汚しており、未来に大きな禍根を残すことになるだろうと思います。これまで地球の大自然と共存しながら、次の世代へ脈々と繋いで行った先達の延長線上にいる我々は未来に何を残すのでしょうか?豊かさの反動を無意識の内に、子孫に、地球の未来に、環境破壊という形で大きな傷跡を残すのです。もう、そろそろ転換しないと大変な事になります。未来の人から地球を最も傷つけた時代の人だというレッテルを貼られかねない状況だと思います。そんなことを意識した時代は、人類史上なかったと思いますが、私は非常事態だと思っています。勿論、私自身もその豊かさを享受している張本人です。手遅れにならないうちに今こそ、真剣に考えなければならない時に差し掛かっていると思います。早急に江戸時代のような完全リサイクルの時代に戻さなければ大変な事になります。世界中のすべての国と産業界を挙げて取り組むべき問題だと思いますし、今の技術をもってすればいくらでも可能だと思います。そこに、ロータリーで何か出来ることが無いのか、もしこの問題に取り組めば、大きな一歩になるような気がするのですが・・・。

以上、本日の会長の時間を終わります。

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毎週水曜12時30分~13時30分
■2013年度
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