会長の時間 第1369回 10月17日(水)

武田会長

 私の尊敬する人はたくさんいますが今日は2人程紹介いたします。
一人は京セラ創業者の稲盛和夫氏、もう一人は長谷川平蔵氏です。長谷川平蔵は作家、池波正太郎氏の小説「鬼平犯科帳」の主人公です。時は江戸後期に実在した人物を池波正太郎氏が小説家したものです。長谷川平蔵は悪事を尽くす盗賊たちを取り締まる「火付け盗賊改方」の長官です。通称、「盗賊改め方」は奉行所とは別の組織で一種の特別警察で、江戸市中内外の犯罪を取り締まるだけでなく、他国に出て犯罪者を捕らえることもできる機動性の高い組織です。盗賊たちは、「鬼の平蔵」通称「鬼平」と呼び恐れていました。平蔵は剣の達人で、職務に忠実なだけの固い男ではなく、時として罪を犯した者にも情けをかけることがあり、男気と人情味にあふれ、毅然としながらもユーモアとどこか色気を漂わせた佇まいで人を惹きつける粋なオトナ。そんな平蔵も若いころは遊郭に出入りするような暴れん坊であったが、40歳になる頃にその人間性と実力を認められ、盗賊改め方の長官に抜擢されます。平蔵が許さないのは、非道。盗人の世界にも三箇条というのがあり「殺さず、犯さず、盗まれたら潰れるような店からは盗まない」というのが真っ当な盗賊として暗黙の了解があった。真っ当な盗賊というのは、元々、罪人ですからおかしい話ですが、それから外れ、人の道に背く者には一切容赦はしない。そんな平蔵と彼を取り巻くクセのあるキャラクターたちが、江戸にはびこる非道を追い込み、叩き潰す。実に痛快なドラマです。私が尊敬する所以です。私達の経営にも相通じるものがあります。この鬼平犯科帳シリーズの小説は全29巻ありますが一挙に読破しました。ストーリーは盗賊をとらえるという単純なものですが、実に面白い。鬼平にはまり込んだのは、10年ほど前、行きつけのスナックのママさんが鬼平ファンで、その影響を受けたのがきっかけです。テレビでもフジテレビ系の衛星放送で現在でも放映されており、毎週ビデオに撮ってみています。鬼平を演じるのは丹波哲郎、萬屋錦之介、中村吉衛門等がいますが、やはり中村吉衛門シリーズが最も面白く迫力も有りメジャーです。
その他、池波正太郎シリーズには、藤田まこと主演の「剣客商売」、「仕掛け人藤枝梅安」があります。
「剣客商売」も衛星でありますので毎週見ています。主人公の秋山小兵衛も鬼平とは異なるキャラクターですがなかなかのものです。
もう一人の稲盛和夫さんは、現代版の松下幸之助、経営の神様とよばれ、京セラを創業し、現在のKDDIの前身である第2電電、セルラー電話を立ち上げました。最近では日本航空を立て直したことは記憶に新しいと思います。この稲盛さんが主宰する、経営塾「盛和塾」というのがあります。私もここに席を置いており、現在でも勉強会に参加しています。

最後に本田PG(2011~2012年)遺訓集 VOL3です。
職業こそが本物の人間に仕上げてくれる。
職業というものはその仕事に従事する人間を、人に喜ばれるような能力と人間性を持った本物の人間に成長させる力をもっています。この事を自覚しながら私たちは働かなければなりません。職業こそが本物の人間に鍛え上げてくれるものだと。人を幸せにする力をもたなければ、その職業人は真に実力があるとは言えません。もし、自分が幸せになりたいのであれば、人を幸せにする力を養うべきです。そう考えるとあらゆる職業というものは博愛の実践とも言えるのではないでしょうか?金の為だけに働こうとするから人類は不幸になるのです。

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